海外での詐欺&ぼったくり実際にあった事例と対処法

海外での詐欺&ぼったくり実際にあった事例と対処法

ギリシャ、バラ無料であげる詐欺

ギリシャのアテネを街を歩いていた時の話です。

何人かいたので何かの団体の方達なんでしょうか

みなさんお腹が大きく妊婦の方のように見えました。

1人の女性が近づいてきて「あなたに幸せが訪れますように」と

一輪のバラを渡してきました。

ヨーロッパはいろんな詐欺、ぼったくりが横行していると

聞いていたので受け取らないようにしていたのですが、

その女性がこう言いました。

『これは無料です』

はい、でました、ヨーロッパ詐欺の代名詞、

ヨーロッパで無料と言われたら有料です。

その後無理矢理バラを私のリュックに差し込んできて一言

「この子にご飯をあげないといけないでもお金がない…」

そんなこと言われたら私の良心が…

5ユーロを出して渡そうとしたらその女性が

財布の中にある50ユーロを見てそっちがいいと手を伸ばしてきた

あっ、ここはヨーロッパだ、我にかえり5ユーロを女性に握らせ走って逃げました。

はじめてのヨーロッパ旅での出来事です。

イタリアで手乗り鳩の写真撮影詐欺

イタリアのミラノ大聖堂の前で詐欺にあったときのことです。

手口は鳩の餌であるコーンを無理矢理渡してきて

その手に群がる鳩とミラノ大聖堂を一緒に撮ってあげるという手法です。

手に群がる鳩とミラノ大聖堂を一緒に撮るなんて

記念になるからいいじゃんなんて思うかもしれないですが、

そのように思う方は値段を聞いて自分の納得する額で写真を撮ってもらってください

この人たちのなにが問題なのかというと

無料だからと無理矢理渡してきていざ受け取ると金銭を請求されるところです。

私はコーンを受け取る前から断り続けたのですが、

無理矢理持たされそうになりコーンが落ちてしまい

それに対してしつこく金銭を請求されました。

私が行った対処法としてお金を持ってないことをはっきり言ったこと

そしてこの人たちは鳩とミラノ大聖堂の写真を一緒に撮るというサービスを売り物にしているので

声をかけられたらその場から立ち去ること、

私は「あなたは無料だって言った私はお金を持っていない」と言って

その場を切り抜けました。

ロンドンで写真撮影

詐欺やぼったくりとは少し違うのかもしれませんが

ヨーロッパでの旅にも慣れはじめた頃に出会った事例です。

私は横から見ていて、こうゆうこともあるんだなと思ったことです。

お世辞にも似ているとは言えないのですが、

おそらくあれは日本でも大人気の黄色い電気ネズミのキャラクターだと思います。

その着ぐるみの人を勝手に写真を撮っている観光で来ている人がいました。

その黄色いキャラクターはその人たちに近づいていきお金を要求していました。

モロッコで出入国カード取り上げられ事件

これは私の旅史上完全にやらかしてしまったことです。

本当に反省しています。

モロッコタンジェのフェリーターミナルからスペインへ行こうとした時のことです。

フェリー乗り場でチケット売り場を探していると

チケット売り場のスタッフのような服を着た男性が

チケット売り場まで案内してあげるよと

その男性は混んでいるチケット売り場にズカズカ入っていき

チケットを購入の手伝いをしてくれました。

国外へ行くのでパスポートを出さなければならず

売り子の人に渡しました。

問題なのはこっからでそのパスポートをその男にとられてしまったのです。

なんとかその場でパスポートだけは取り返したのですが、

出入国カードを別の男にとられてしまった上に勝手に書かれてしまいました。

チケットをとる手伝いをしたこと、そして出入国カードを書いたことで

2人分の高額の金銭を請求してきました。(日本円で1万円くらい)

チケットをとるのを手伝ってくれたので多少のチップはあげるつもりでいましたが、

高額だしなんか2人分になってるし、そもそもモロッコディルハムをほとんど持っていなかったので

手を出せと言って大量の小銭を持たせ(日本円で500円もなかったと思います。)

走ってフェリー乗り場に逃げ込みました。

イタリアのミサンガ売り

有名なイタリアのぼったくり商売の一つにミサンガ売りがあります。

腕に勝手にミサンガを巻きつけた上に高額な値段を要求するというものです。

私はミサンガ売りのような人のことは無視していたので手口はわかりませんが、

詐欺にあった友人の話を聞くと

誰でも知っているような日本語を発しながら近づいてきて

親近感を持った日本人にたいしてプレゼントだと言って

腕にミサンガを巻きつけてくるそうです。(違う手口もあるみたいです)

プレゼントだと言ってるのにもかかわらず20ユーロほどのミサンガにしては高額のお金を要求されたようで

友人はお金ないからと言って逃げたそうです。

日本語を話しながら近づいてくるところを見ると

日本人は完全にカモにしやすいと思われています。

『NO!!』としっかり自分の意思を伝えましょう。

最後に

留学している頃、

日本人は本当に優しいし、いい人が多いよね

頼んだことをなんでもやってくれるしさ

みたいなことを聞きました。

とてもいいことのように聞こえるかもしれませんが、

これは頼んだら断れないから日本人に頼べばいいよね

詐欺やぼったくりに置き換えると

高額なモノを売りつければ断れないからとりあえず売りつけろということです。

断ったら可哀想とかそうゆう気持ちは入りません。

嫌なものはしっかり嫌だと言える自分の意思をしっかり持って

対応するなり無視するなりしましょう。